ヨゴレ.org..
  広告ですよ。(クリックしてもらっても別にお金は入りませんが。)

2006/10/25 (水)

[ニッキ] 泣け。

告通り、行って参りましたよフラガール
普段、私は映画を自分から見に行くなんてあり得ないんですが。
何が楽しくて、わざわざ人混みの中に行かなきゃならんのか。

それでも行こうと思ったのは、江頭2:50のピーピーピーするぞ!10月05日(木)配信分でエガちゃんが非常に熱く語っていたから。前述の通り渋い演技に飢えてるオレとしては、松雪泰子、富司純子、岸辺一徳、豊川悦司、しずちゃんという少し異色の顔ぶれにTBSのドラマのニオイを感じ、期待せずにはいられませんでしたって。フジとか日テレのドラマは「いかにも旬!」っていうタレントやアイドルを起用することが多いから渋さとか深みが出ないじゃん? そう言うのよりは、すこし外した感じが、オレは好きだね。

いつ見に行こうかと思いつつ、実は2週間くらい経っちゃってたんだけど、せっかく良作と言われているものを見に行くんだから、きちんと心の準備をして、ゆったり時間がとれる時に、落ち着いてどっぷり見たいなぁと思っとった訳ですよ。なおかつ、最近歳をとって涙腺のパッキンが壊れちゃったフッシーさんは、もうこれは泣く!っていうのがミエミエだったので、絶対一人で行かなくちゃ、と思っていたわけでして。 で、少し仕事が遅くなった今日、レイトショーならたぶんいい感じだろうと思って、地元のシネコンに足を運んでみました。

やっぱり平日のレイトショーは落ち着いていて、人影もまばら。公開から時間が経っている作品であるだけに、何の気兼ねもなく入ることができた。結局観客は、オレと知らない人の2人だけ。私はど真ん中の、スクリーンを真正面にとらえる席に座った。 家のプロジェクターで100インチの画面にも慣れているけど、やっぱり劇場のスクリーンはデカいねぇ。そりゃ1800円取るよなぁ、とか、変に感動してみた。(スケバン刑事の時は、なぜかあんまり感じなかった。なんでやろ。)


ストーリーは、オレよりも数十倍うまくエガちゃんが語っているので、それをぜひ参照して欲しい。まぁ、コレは良し悪しあるんだけど、あまりに語りがうまいので、ストーリーが全部分かっちゃうんだよね。このあとどうなる、どうしてこの人はこういう行動をとる、このシーンのポイントはどこ、といった事が全部事前に分かってしまっていると、悪くは無いんだけど、予定調和的なところがあって素直な感動を邪魔してしまうかも知れない。 なんていうか、よく伊集院光のラジオでも言ってることだけど、あ、コレ、オレは泣くな、とか、今日は泣こう、とか決めてかかってみてると、ホントにそれ、感動して泣いてるのかなぁ、泣きたいモードに入ってるから機械的に泣いてるだけなんじゃないんか?とか、すこしもう一人の自分が冷静に客観視しちゃうこともあったりするんで微妙だけどね・・・。前知識何も無しで、泣くかも分からんけど、すべて作品に任せよう・・・みたいなスタンスで行ってぼろぼろ泣ける方が、ホントの感動なんかもしれないなぁとか、ワガママなことを思ってみた次第。

最後ね、岸辺一徳が松雪泰子に言うんですよ。「先生、いい女になったな。」と。エガちゃんも番組内で「松雪泰子は国の宝になったなぁ」って評してましたが、ホントにその通りだよ。主役が松雪泰子だとは思わないけれど(本作は登場人物全員が主役ですよ)、誰よりも、誰よりも存在感のある、人間味あふれる演技をして、作品に他がまねの出来ない価値を吹き込んだのは、やっぱり松雪泰子だと思う。これぞ映画に出演する役者の姿だ!というのを、大いに見せてもらいましたよ。

本当は、フラのリーダーを務める蒼井優や、しずちゃんの事ももっと語りたいんだけどね。蒼井優やしずちゃんが100点満点だとすれば、松雪泰子は200点くらい取っちゃってるんで、コレばっかりはどうにも・・・。とにかく、恥ずかしながら文字では語り尽くせない感動にあふれた作品なので、ぜひ公開終了前に映画館で見て欲しいと思います。是非。

ふっしーのコレ見とけ度; ★★★★★★★★★★


追伸
私は仕事帰りに行ったんで、ネクタイ涙でダメにしました。



戻る

Banner01
Produced by ふっしぃ
E-mail; webmaster@yogore.org