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ギャグとシリアスの代表格みたいなコミックな。
GUNSLINGER GIRLは、思わず嬉しくなってしまったよ。
ただ、話の先を読むのも恐かったけど。
DMCは別の意味で、先を読むのも恐かったけど。
もうな、感想なんて書けねえ。
いまこうしてるだけで泣きそうだもん。
鼻の奥がツンとしてるもん。
涙にじんでるもん。
義体を利用するっていう設定が、あまりにも都合が良すぎてというか、「条件付け」によるマインドコントロールとはそんなにばんのうなものなのか、とか神経の接続はどうやってあんな短期間で治るんだとか、いろんな疑問は残るんだけど、でもまぁその辺をすべてなぎ払ってしまって物語に身をゆだねると、なんかホントに切ないね。
読者の人たちはある程度想像がつくかと思いますが、今回の巻はアンジェリカが中心。記憶が曖昧になっていく話は最近の女子がワイワイ言う泣ける本や映画で食傷気味ですけど、なんつうかな・・・それが病気による「なりゆき」と「ご都合主義」では、出来過ぎ感が強すぎて全く泣くにも泣けないんだけど、ガンスリは、これが社会のシステムとして組み込まれ、損得や組織の力みたいなところで少女の命が、身体が、精神が刹那的に翻弄されていくという点にものすごくぐっと来る点があると思うんですよね。これはオレは、「ご都合」ではなく「仕組まれた悪」だと思うわけですよ。この辺の微妙なところは人によって「それこそご都合主義!」とか言われてしまうかもしれませんが。オレはその辺を流れに身をゆだねて、淡々と読んでいきたいと思うんだよねぇ・・・。ダメすか?汗
少女のか弱さ・美しさ・無垢さと、銃を扱う力強さ・醜さ・残酷さ、こういったコントラストがありながらも、その一方で「純粋」「愛情」「素直さ」といった共通項がキーワードとして出ているところが本当に切ないと思う。冷徹でもない、かといって人道的でもない、どちらでもない危うさや脆さが見え隠れする描写が最高に好きだね。
とりあえず、風呂で読みながら号泣した。
ぜひ読んで!と勧めたりするよりもむしろ、自分の中だけでも、大切にしていきたいと思う1冊でございます。
ガンスリでいっぱい書いちゃったから、こっちは簡単でいいや。
イイ感じに根岸君が壊れてきてるんで、オレもヌレヌレです。
ひゃっほぅぅぅ!
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